宇宙戦艦ヤマト2199 第7章 「そして艦は行く」感想Part2 [宇宙戦艦ヤマト2199]

7章PV 公開!


さて、それでは宇宙戦艦ヤマト2199 最終章 「そして艦は行く」の感想後半を書いてみます。
ネタバレ御免!未見の方はご遠慮いただいたほうがいいかもです。

25話「終わりなき戦い」
最終回でもないのにSF小説タイトルオマージュであります。
漂流しているガミラス艦艇を発見し、救出するヤマト。そこに乗っていたのはセレステラでした。
立場を変えて雪とお茶しますが、デスラー無き(と思っている)ガミラスには帰る気はないと。
地球への帰還を急ぐヤマトは亜空間ゲートを利用すべく、再びバラン星へ。
(このあたり、セレステラの処遇に説明も無く宙ぶらりんなんですが・・・)

銀河系側のゲートは生きているようですが、それはゲールが仕掛けた罠でした。
(バラン星のパワープラントが無いからガミラス艦繋げてゲートシステムにエネルギーを送ってました。)
それとは知らずゲートをくぐり亜空間回廊へ進むヤマトに突如アンカーが打ち込まれます。
頭上に覆いかぶさるように現れたデウスーラⅡから多数のアンドロイド兵が降下突入してきます。
デスラーはやはり生きていました。
ヤマトは隔壁を閉鎖し、白兵戦で対応しますが次々と各部が制圧されていきます。
しかし、上から降下してくるのに艦橋には寄り付かないのは何でなのかなぁ(^^;
このあたりは1974でワープによって船腹に突っ込んだデスラー艦から乗り込むシチュエーションの方が説得力がありますね。
侵入者がガミロイドであることを知り、「それならアレが使える」と準備にかかる新見女史と真田さん。
ここで視聴者は何とかなるんだ(当然ですが)と知るのですが、その間にも戦闘は続き、あの掌帆員コンビ(岩田と遠山)が死んでしまうのが悲しい。
混乱の中、雪の私室(あ!「パパとママの青春の思い出」の写真が貼ってある!)に閉じ込められますが、ガミロイドによって発見され、指揮官がデスラーであることを知ります。

デスラーは「艦長に会いに」と自らヤマトへ赴きます。このあたりがちょっと謎の行動。デスラーはそもそも第二バレラス崩壊の原因が何だったのか知ってたのかな?
そこに肝心なときに非番なのか何なのか艦内をうろついている森船務長と鉢合わせ・・・
デスラーは雪を拘束し、艦長への案内を命じます。
そこにセレステラが駆けつけデスラーに会えた嬉しさのあまり魔女の力(思念波って言ってたか)を解放してしまい、びっくりしたデスラーに撃たれてしまいます。
最後まで哀れなひとでしたが、驚愕の表情を見せるデスラーが単にセレステラがここにいることをびっくりしちゃってるのか、
忠誠を尽くしてきた相手に裏切られた身を自分に重ねているのか、その真意は分かりませんでした。
(25話は未完成部分があるだけではなくて作画もかなりやばいのでますますよくわからない)
しかし、セレステラの心を知る雪はデスラーを糾弾します。「地球もガミラスも戦う必要なんて無かった、解かり合える、愛し合いもできるはずだったのに!」と。
この台詞、1974の24話とほぼ同じですが、次元断層での協力、メルダやユリーシャとの交流、ノランの献身、スターシャと守の愛(女の勘で判った)、セレステラの想いを経験している雪の言葉は1974よりずっと重く響きます。
そこへ古代が登場し、状況に戸惑っている中、死んだと思っていたセレステラが発砲し、デスラーは負傷。
最後の希望を絶たれたセレステラは自殺しようとしますが、それを阻止しようと飛び込んだ雪はデスラーの護衛にセレステラ共々撃たれてしまいます。
雪を抱きかかえる古代。デスラーは部下に「撃つな」と命じてヤマトを離れます。(「おまえの恋人か。許せ古代」とは言いませんw)
真田と新見がオルタの分析結果から開発したガミロイド用ウィルスが発動し、ガミロイドは無効化されます。第二バレラスの件といい、ガミラスのシステムはセキュリティーが甘すぎるぞ。
デウスーラⅡは直接攻撃に切り替えますが、回廊ではビーム兵器は使えないんだそうで(なんか唐突な設定だな)それならばデスラー砲だ!となるデスラー。
ここも見ていて、ついさっき「撃つな」と言った舌の根も乾かぬうちに、という気持ちがぬぐえませんでした。
その間にヤマトは三式融合弾での砲撃を開始(メ二号作戦ぶり!)。近距離なんでガンガン当たります。
これに対してデスラー曰く「野蛮人め!」だそうですが、まあ確かに無限にエネルギーを汲みだせる波動エンジンがあればエネルギー兵器にたよる気持ちも分からんでもありませんw
損傷した艦橋でデスラー砲の引き金を引くデスラー。しかし被弾の影響か、それともタランが危惧したとおり回廊内部での波動砲の使用が無茶だったのかは判然としませんが、とにかくデウスーラⅡは爆沈したのでした。(またまたデスラーは逃げたような描写があったような無かったような(^^;
うーん、しかしこれはどうしても23話と決着の仕方がかぶります。いろんなところでこの25話は不満が残りました。
デウスーラⅡの爆炎とともにゲートを抜けたヤマトの前には懐かしい銀河系が広がりますが、しかしそこに重態の雪を胸にした古代の絶叫が重なるのでした。

26話「青い星の記憶」
銀河系外縁に到着し、地球との通信が回復し藤堂、土方にコスモリバースが受領できたことを真田が報告します。
藤堂が沖田の、土方が雪の不在を問いかけますが、試作品の超光速通信システムの不調で通信が途絶。(しかしまあ、FTLまで実現させるとはすげえ科学力だな、地球)
撃たれた雪は昏睡状態で助かる見込みはほとんど無いということが佐渡先生によって告げられます。
奇跡は起こすもの。との真田の発案で、現状を維持するために雪は自動航法室のユリーシャが居たカプセルに入ることに。

ヤマトの内部では幽霊騒ぎが起きていました。訝しげな眼差しを噂話をするクルーに向ける新見女史ですが、自分でもガラスに映った古代守るの姿を見て驚愕します。
一方真田はコスモリバースの分析を経て、一つの推論にたどり着きます。
ヤマト全体に形成されつつある人間の脳にも似たネットワーク。その中心に居て、星の記憶を保持しているのは古代守ではないのかと。
自分も古代守を見たという体験を話す新見に、「充分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」とつぶやく真田。
A.C.クラークの「クラークの3法則」キター!私の大好きな言葉なんです。ヤマトでこれが聞けるとは!

古代は、雪の容態に気を病みながらも、父親の死を知った相原(ここで1974の19話の回収か!いやもはやどうでもいい感じですが)を励ましたり、加藤隊長と真琴ちゃんの結婚記念パーティーを企画したりと、努めて明るく振舞います。
しかし、この結婚、いわゆるデキ婚です。いったい軍艦のなかのどこでことに及んでたのでしょうか。
真琴ちゃんの職場の医務室?(ベッドあるし)それとも加藤の詰めている格納庫(無重力S○Xか!)

真琴が雪に結婚のことを話しかけながらカプセルを調整中、雪が目覚めます。
慌てて佐渡先生を呼び出す真琴。
そして寝ていた古代にも連絡が入ります。(古代の私室にも「パパとママの青春の思い出」が貼ってある。ポラじゃないのね。)
慌てて駆けつける古代だが、既に雪はこと切れた後だった・・・
泣き崩れる古代でしたが、真田にこのことをクルーには伏せることを願い出ます。
地球を目の前にしてこれ以上悲しい思いをクルーにはさせたくないと。
 
加藤隊長と真琴との結婚記念パーティーが行われます。(ここ、ガヤでいろいろ言ってるのですがよくわかりませんでした。BDでたら楽しめるポイントかも)
「次は俺達かもよ」と篠原に擦り寄られて肘鉄を返す玲ちゃん。まーだ古代のことを見ています。なんだかな。
新郎新婦におめでとうと言う古代に「森君も大丈夫だ」と励ましてしまう加藤隊長。内心の辛さを見せずに古代は静かに笑って見せます。

いよいよ地球が見えてくると浮き足立つヤマト艦内。それを尻目に打ちひしがれた様子の古代は雪の瞑る自動航法室へ。
カプセルの中の雪はあのネグリジェ姿(真琴が着替えさせたんでしょうか)
その亡き骸を抱き、泣きながら雪との思い出と彼女への思いを語る古代。
「君の居ない地球になんか何の意味がある!!」と絶望します。
その姿を後ろから見つめる古代守。
やがて、守の「進、俺にしてやれるのはこれだけだ」「沖田さん、ヤマトをお返しします」という言葉と同時に
コスモリバースが機動。真田や新見は慌てますがコスモリバースは操作を受け付けません。
そしてその活動が収まったとき、雪が目覚めます。奇跡が起ったのです。
抱擁し、くちづけを交わす2人。やっぱりこっちの方が盛り上がります。1974みたいにお姫様抱っこでダンスじゃあ余韻ってもんがねぇ。(^^;
 
しかし古代守の魂は量子の海に沈んでコスモリバースは再起動不能状態。
「何故今なんだ、これがお前の意思なのか!」と守に怒りをぶつける真田。
私も弟可愛いの一心から出た刹那的な行動でないことを信じたいです(^^;

ヤマトの艦長室からは赤茶け荒廃した地球が広がります。 
「佐渡先生。しばらくワシを一人にしてはくれまいか」
「佐渡先生....ありがとう」

「地球か・・・何もかも皆懐かしい」
1974と一言も違わない言葉を残して沖田艦長は逝きました。しかし、2199での沖田の死は終わりではありません。

事態を受け入れがたく呆然とする真田たちの前でコスモリバースが再起動します。
古代守に代わり、沖田の魂がヤマトに宿り、地球を救うのです。
そもそもヤマトとは太平洋戦争で沈んだ大和がヤマトとなって地球を救う旅に出発する。という物語。
同じく死後の沖田の魂魄がヤマトに宿るのはそれに相応しいとはおもいませんか。
この結末には賛否(というか好き嫌いの次元か)があると思いますが、私は死者の魂魄が何事かを為す、というお話は極めて日本的で好きです。
少なくとも、続編以降のヤマトで多く描かれるようになる「為に死ぬ」ことよりも。

生き返った雪を抱きかかえ第一艦橋へ入る古代。
驚き、そして祝福するクルー達。
クルーを代表するように敬礼でピシリと決める玲ちゃんに比べ、「こういうのって、あるんだな~」といささか間抜けな感想の島はほぼモブ扱いなのがちょっと悲しいぞ。
その姿を後ろから見守りつつ涙が止まらない佐渡先生を見てこちらももらい泣きです。

そして艦橋に、展望室に鈴なりになり地球を見つめるクルー達。
~必ずここへ帰ってくると~は果たされたのです。
地球の夜側へ静かに消えてゆくヤマト。
そして再び我々の前に朝が現れた時、地球はかつての青い姿を取り戻していました。

バックには交響組曲宇宙戦艦ヤマトから「明日への希望」が静かに流れます。この音楽の選択が素晴らしすぎて、本来のエンディングテーマである水樹奈々の「愛の星」が印象に残りませんでした・・・

ここに宇宙戦艦ヤマト2199は完結しました。「宇宙戦艦ヤマトのリメイク」という難問に真摯にそれこそ愛を持って取り組み、ファンが大切に思っているとことを汲み取った上で深化させた素晴らしい作品でした。
少なくとも自分は繰り返しこのアニメを見ることでしょう。
「ありがとう。」以上です。

では。
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腹ペコ山男

こんばんは。ついに、ついに、でしたね。長かったような短かったような。でも、いまはスタッフ陣に対する感謝の気持ちで私も一杯です。それと、ちょうぎさんの毎回の解説は楽しく読ませていただいてました。(^^)沖田艦長はオリジナル版(TV版)か劇場版かは忘れましたが、佐渡先生に対して「ワシは死んでも魂は永遠になんとかかんとか」とおっしゃっていたような気が。そのあたりを採用したのでしょうかね。来週で上映終わりでしたっけ。もっかい行こうかなあ。
by 腹ペコ山男 (2013-09-01 00:25) 

エインセル

ヤマト2199、第一作では複数話だった要素を一話にまとめた話が多かったんですが、25話、26話は、第一作の26話を分割した構成になってましたね。

26話は、第一作の要素をしっかりおさえつつ、加えて古代守の進への想いなど、様々な思いの形が描かれていて、素晴しい最終話でした。
判っているのに、地球を目にした沖田艦長の場面等々、スクリーンが見にくくなる状況が、何度も。
それだけに25話が、ああいう形での公開になってしまったのは残念でした。

とはいえ、ヤマトの航海を最後まで見届けた「感無量」という想いには、なんら変わりはなく、製作スタッフの皆様には「素晴しい作品を届けていただいて、ありがとうございました。」と。

ちょうぎさんも、公開から間を置かず、力の入った解説のUP、ご苦労様でした。
by エインセル (2013-09-01 16:15) 

ドカ山

すばらしい解説を有り難うございました。
長丁場でしたが次の公開を楽しみにさせる素晴らしい作品でした。
個人的にはクルーがばたばた死んでいくのではないかと
想像してましたが、こういう展開もありだなと思いました。
(最近のアニメは人が死ぬシーンが多すぎるしカッコ良く描きすぎだとおもってます)
声優陣の演技もまた良かったと思います。
ちょうぎさんの2199立体作の次回作にも期待です!
by ドカ山 (2013-09-01 23:01) 

雪風

ついに完結しましたね。長いようで短かったような。。。
でも満足しました。全体的に非常に良かったですね。
そしていつもながらの詳しい解説ありがとうございます。

古代守のエピソード、こうするのか!という感じで予想を裏切られました。いい意味で。守がコスモリバースを起動させたのは、沖田艦長の死を感じていたからだったのかもしれませんね。それを踏まえての『沖田さん、ヤマトをお返しします』の台詞だったのでは。というか、そう考えると納得がいきます。

デスラーの最後は、ちょっと不満でした。うーん、もう少し何かあっても。。。それと、どこかで真田さんが『こんなこともあろうかと。。。』の台詞を言ってくれるのではと期待したんですが、それが無かったことですかね(笑)

沖田艦長の最後のところでは、やはり涙腺崩壊(^^;;

いずれにしても、十分満足のいくヤマトでありました。
続編は無くてもいい気がします。

by 雪風 (2013-09-01 23:02) 

フラーケン

あれ?次元潜航艇UX-01はどうなったんでしょう
by フラーケン (2013-09-02 17:11) 

おーた

やっとこさ観てきましたヨン。
クラークでしたねえ。2010年を連想したりしましたよ。

でも、なんだ。
ヤマトはアルカディア号だとも思ったりしちゃったり。
トチローのかわりに守さんや沖田さんが宿っとるのかねえ。
by おーた (2013-09-02 20:10) 

ぴろんちょ

そろそろヤマトを観たら良いのかな?

『ヤマトよ永遠に』ぐらいから?
by ぴろんちょ (2013-09-02 22:34) 

ちょうぎ

腹ペコ山男さん、ありがとうございます。
3ヵ月毎の楽しみが終わっちゃたのは寂しいですね・・・
私は先週2回行きましたが(^^;
今週行くと浴衣の雪がもらえるそうですよ。
by ちょうぎ (2013-09-05 01:11) 

ちょうぎ

エインセルさんこんばんは^^
新作毎に我々の期待を裏切り続けてきた(後半は付き合っちゃいませんでしたが)ヤマトというコンテンツがやっと帰ってきたという気になる最終話でした。

雪が救出されヤマト艦橋に帰ってきたときの「オカエリナサイ」表示は、
そもそもヤマトのオマージュてんこ盛りのトップをねらえ!のネタが使われているということで、ぐるっと一週回ってきたようで嬉しかったですね。
by ちょうぎ (2013-09-05 01:19) 

ちょうぎ

ドカ山さん、ありがとうございます。
私も新キャラクターの幾人かはそういう運命かと思ってたのですが、
人の死をもって乱暴に言えば「盛り上げる」ということが慎重に排除されていたのはいい意味で裏切られました。
これはスタッフによる乱造されてきた続編ヤマトへのアンチテーゼだったようにも思えますね。
by ちょうぎ (2013-09-05 01:27) 

ちょうぎ

雪風さん、ありがとうございます。
私も続編は要りません^^

デスラーの描かれ方にはやはり納得のいかないところは残りますね。
むらかわみちおさんのコミカライズがすごくいい感じなので、私はそちらの方での色々な補完を期待しています^^
by ちょうぎ (2013-09-05 01:30) 

ちょうぎ

フラーケン艦長!
ガミラス本星にユリーシャを護送された後、いずこへ?
自分が聞きたいであります。シャー!
by ちょうぎ (2013-09-05 01:32) 

ちょうぎ

おーたさん、こんばんは。
やっぱりあれはアルカディア号ネタなんですかね(^^;
by ちょうぎ (2013-09-05 01:33) 

ちょうぎ

ぴろんちょさん、いやいや、「さらば」、「新たなる旅立ち」、「永遠に」、「ヤマトIII」、「完結編」、「復活編」、「SBヤマ」トを見てから2199を見ること!いいね。
by ちょうぎ (2013-09-05 01:40) 

竹下

こっちの反省会でも話したんですけど、守がアレを使う前に沖田さんの夢の中で話し合っているんですよね。そこで沖田さんの命を知ったのだと思います。なんにせよきれいな終わり方で凄く良かったー!
by 竹下 (2013-09-10 09:09) 

わかめ

お疲れ様でした。
非常に素晴らしい解説、感服の限りです。

自分自身もこの1年半の間、非常に楽しませていただきました。

あくまで、個人の意見ですが、この作品には納得がいかない!というのが、全てを見終わった感想です。

ファーストヤマト以降は違うと思いますが、以前より、イスカンダル編は古代と沖田艦長の親子鷹の物語ではないかと感じていました。
実際、古代も物語を通じ、人間的に大きく成長していきました。
また、他のクルーとの小さな争いなどがあり、非常に人と人のつながりが強く出ていたと思います。
その結果が、「完結編(あまり認めたくない作品ですが)」での、死地に赴く沖田艦長に対しての、「とうさん。」に込められているのではないかと思います。

今回の作品は、この点が非常に薄く「沖田艦長」のみが、前面に出ています。
まあ、監督自身が好きなキャラは「沖田艦長」と言っているので仕方がないのですが、この点は、非常に残念と感じました。
by わかめ (2013-09-10 23:29) 

ちょうぎ

竹下さん、ありがとうございます。
>沖田さんの夢の中で話し合って
あ~そこはなんか記憶から抜け落ちているな・・・
続編は要らない、といえるまとめ方でしたね!
by ちょうぎ (2013-09-11 22:31) 

ちょうぎ

わかめさん、お読みいただいてありがとうございますm(。。)m
おっしゃられるとおり、1974とちがって古代は影が薄かったですね。
1974の古代は「やんちゃ坊主」という表現が似合うような言動で、当時の子供達(我々みたいな^^)に親しみやすく、またそうだからこそ、沖田の元で成長としていくという部分がわかりやすく描けていたんのだと思っています。
2199の古代のキャラクター設定で観客に納得のいく「成長」を描こうとすると、
彼には相当な試練が降りかけなければならなかったでしょうね(^^:
(それでもメルダとの関係や島との対立を掘り下げることで描ける尺はあったと思いますけど)
ただ、製作側もなんでもかんでも観客の要求に応えられるわけではないので、監督はそっちよりも、1974でいささか唐突に語られ、その後の続編においてもテーマとなっていった「愛」の方に決着を付けたかったのだろうと思っています。

by ちょうぎ (2013-09-11 22:45) 

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