宇宙戦艦ヤマト2199 第3章「果てしなき航海」 感想 [日常雑記]
10月14日に見てきましたよ第3章。
今回も期待を上回る内容でした(^ー^)、BDは買ってないので忘れないうちに感想をつらつら書いてみます(^^)
ネタバレは若干してますが大ネタには触れてませんのでそのあたりは安心して読んでください。
さて第三章の特徴はこれまでの1章2章が割合連続したストーリーで構成されていたのに対し、1話完結型になっていることでした。その分、バラエティーに富んだ内容となっており、とても楽しい100分になっています。
第7話-太陽圏に別れを告げて―
1974での第10話に相当する話です。大好きなんですこのエピソード。基本的な構造は変わってません。がしかし、個人的に一番好きな雪のママが出てこないのが残念。でもその若い世代へ希望をつなぐというメッセージの発信は徳川さんが担ってくれてます。また2199になって増えたキャラの背景とか目的っぽいことがいろいろ小出しにされて今後の展開への伏線もいろいろと張られている感じ。
今後の展開といえば今回山本玲が実質ヒロイン扱いなんですがどうなんでしょうかこれ(^^;
エンディングの真っ赤なスカーフは当然2番!これで全て許せます。
第8話-星に願いを―
タイトルにも現れてるとおり1974の「絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星」が元フォーマット。冒頭でガミラス語でアジるデスラーがかっこいい!思わずガーレ・デスラーと唱えてみる(心の中で)
もちろん「総統も相当・・・」もありますw
それとシュルツとの決着も着くので第9話「回転防禦!!アステロイド・ベルト!!」も入ってるといえますが、真田さんの発明自体はSF考証がちゃんと入った今作ではなかなか使い辛いネタなので削除されてました。アステロイドリングをジョイスティック!で必死に操る古代も名場面だったのですけどね(^^)
同じ理由でどうやら「デスラー機雷(笑)」もなし。デスラーの祝電も粋な演出だったんだけどね。
また今作の古代は優等生なのでミサイルも勝手に撃ちませんw。あのくだりは子供心に納得いかなくてちょっと沖田が嫌いになった思い出があるので自分的には良しです。
デスラーの演説に目を輝かせるヒルデが悲しい。おじさんは忘れないからね(クリアファイルも買ったし)
第9話-時計仕掛けの虜囚-
賛否が分かれるであろう2199のオリジナルエピソード。とはいえ「人を愛してはいけないことはないでしょう?」とアナライザーに言わせるビーメラ星の16話が入ってるとも思います。
私はSF読みなので全然ありでしたが、それでもアシモフやディックの小説タイトルをちりばめた衒学的な演出はあんまり好みじゃなかったな。
逆にこれまであえて冷たい雰囲気を全面に出していた真田さんの優しさが滲むような台詞は基本的に悲しいお話の中で清清しいものを感じました。
真田と対立するのは伊藤保安部長で損な役回りですが、彼の言ってた台詞はビーメラ星での森雪の台詞と通じますね(表現は雪のほうがひどいしw)
第10話「大宇宙の墓場」
1974の15話「必死の逃亡!!異次元のヤマト」を下敷きにしたエピソード。ではあるのですがさすがにスターシアが超能力で助けてくれたりはしません(^^;
男と男、いや人間同士のドラマになってます。
それにしてもゲールが下衆すぎてもう笑えるレベル。逆に2等臣民はみんな立派です。
8話に出てきたデスラー取り巻きの高官たちも問題ありそうなの多いし、ガミラスの人材、大丈夫?
このお話でも山本玲が重要な役割。森雪の存在感がかすんでます(^^;
全体の感想として、前章と好対照に戦闘がなかった分、登場人物の掘り下げがされていて、今後それぞれの物語を展開するんだよという製作側の意思が伝わってきました。ヤマトガールズ(笑)ももう単なる賑やかしとは言わせません。
第二章の感想でも書きましたけど、2199は群像劇であることをより前面にだしてストーリー作りをされているのかなと。(そうすると必然的に「対立」ってのがキーワードになりそうですが)
1974からエピソードを思い切りよく削ったり、スピーディーな演出で、2199は10話現在で1974の16話あたりまで消化していることから、第4章以降は新キャラ主体のエピソード等、いよいよ2199オリジナルな部分が増えてきそうですね。待ち遠しい^^
次回第4章は1月12日公開、それまではバンダイのキットを作りつつ待つか、ということでディティールUPの参考になるかと思ってイラストブックも買ってきました^^
では。ガーレ、ガミロン!!
今回も期待を上回る内容でした(^ー^)、BDは買ってないので忘れないうちに感想をつらつら書いてみます(^^)
ネタバレは若干してますが大ネタには触れてませんのでそのあたりは安心して読んでください。
さて第三章の特徴はこれまでの1章2章が割合連続したストーリーで構成されていたのに対し、1話完結型になっていることでした。その分、バラエティーに富んだ内容となっており、とても楽しい100分になっています。
第7話-太陽圏に別れを告げて―
1974での第10話に相当する話です。大好きなんですこのエピソード。基本的な構造は変わってません。がしかし、個人的に一番好きな雪のママが出てこないのが残念。でもその若い世代へ希望をつなぐというメッセージの発信は徳川さんが担ってくれてます。また2199になって増えたキャラの背景とか目的っぽいことがいろいろ小出しにされて今後の展開への伏線もいろいろと張られている感じ。
今後の展開といえば今回山本玲が実質ヒロイン扱いなんですがどうなんでしょうかこれ(^^;
エンディングの真っ赤なスカーフは当然2番!これで全て許せます。
第8話-星に願いを―
タイトルにも現れてるとおり1974の「絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星」が元フォーマット。冒頭でガミラス語でアジるデスラーがかっこいい!思わずガーレ・デスラーと唱えてみる(心の中で)
もちろん「総統も相当・・・」もありますw
それとシュルツとの決着も着くので第9話「回転防禦!!アステロイド・ベルト!!」も入ってるといえますが、真田さんの発明自体はSF考証がちゃんと入った今作ではなかなか使い辛いネタなので削除されてました。アステロイドリングをジョイスティック!で必死に操る古代も名場面だったのですけどね(^^)
同じ理由でどうやら「デスラー機雷(笑)」もなし。デスラーの祝電も粋な演出だったんだけどね。
また今作の古代は優等生なのでミサイルも勝手に撃ちませんw。あのくだりは子供心に納得いかなくてちょっと沖田が嫌いになった思い出があるので自分的には良しです。
デスラーの演説に目を輝かせるヒルデが悲しい。おじさんは忘れないからね(クリアファイルも買ったし)
第9話-時計仕掛けの虜囚-
賛否が分かれるであろう2199のオリジナルエピソード。とはいえ「人を愛してはいけないことはないでしょう?」とアナライザーに言わせるビーメラ星の16話が入ってるとも思います。
私はSF読みなので全然ありでしたが、それでもアシモフやディックの小説タイトルをちりばめた衒学的な演出はあんまり好みじゃなかったな。
逆にこれまであえて冷たい雰囲気を全面に出していた真田さんの優しさが滲むような台詞は基本的に悲しいお話の中で清清しいものを感じました。
真田と対立するのは伊藤保安部長で損な役回りですが、彼の言ってた台詞はビーメラ星での森雪の台詞と通じますね(表現は雪のほうがひどいしw)
第10話「大宇宙の墓場」
1974の15話「必死の逃亡!!異次元のヤマト」を下敷きにしたエピソード。ではあるのですがさすがにスターシアが超能力で助けてくれたりはしません(^^;
男と男、いや人間同士のドラマになってます。
それにしてもゲールが下衆すぎてもう笑えるレベル。逆に2等臣民はみんな立派です。
8話に出てきたデスラー取り巻きの高官たちも問題ありそうなの多いし、ガミラスの人材、大丈夫?
このお話でも山本玲が重要な役割。森雪の存在感がかすんでます(^^;
全体の感想として、前章と好対照に戦闘がなかった分、登場人物の掘り下げがされていて、今後それぞれの物語を展開するんだよという製作側の意思が伝わってきました。ヤマトガールズ(笑)ももう単なる賑やかしとは言わせません。
第二章の感想でも書きましたけど、2199は群像劇であることをより前面にだしてストーリー作りをされているのかなと。(そうすると必然的に「対立」ってのがキーワードになりそうですが)
1974からエピソードを思い切りよく削ったり、スピーディーな演出で、2199は10話現在で1974の16話あたりまで消化していることから、第4章以降は新キャラ主体のエピソード等、いよいよ2199オリジナルな部分が増えてきそうですね。待ち遠しい^^
次回第4章は1月12日公開、それまではバンダイのキットを作りつつ待つか、ということでディティールUPの参考になるかと思ってイラストブックも買ってきました^^
では。ガーレ、ガミロン!!
2012-10-15 21:44
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コメント(10)
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いやまじすばらしい。参考になりました!!
おいらが気付いたのタランの兄弟設定の由来ぐらいだもん(- -)
面白いなあ。
by 竹下 (2012-10-16 01:09)
BDのオープニングの歌が第2章の時のままで上映されたものと違い「えっ?」と焦りましたが10話で変わりましたw。
シュルツの最後、駆け寄ってくるヒルデの作画がとても好きです。
by ぎゃんご・ふぇっと (2012-10-16 12:22)
おお、感想が整然とまとめられていますね、素晴しい。
先日のGWC会場では、そちらが観る前だったので、話せなかった事をちょこっと。
9話の探索艇の着艦シーン、結構好きだったりします。
5話のファルコン発進シーンのように、格好良くはないんですが、ヤマトは主要キャラだけじゃなく、それ以外の乗員もいて運行されているんだ、という事を表現していると同時に、キャラクター描写もしていて、ドラマもある、という単なるメカ描写で終わっていない所が、素晴しいなと。
あと、9話は甲板上のシーンとか、光の演出が、エイリアンやブレードランナーの頃のリドリー・スコットみたいで、日本のアニメらしくないのも良いですね。
9話の演出、私は押井守臭いなあ、とか思いながら観てました(苦笑)
10話は、トラクタービームの描写が少しビックリ。
スタートレックとか海外のSF物では、定番のガジェットですが、なぜか日本のアニメではあまり、というかほとんど使われてないので、新鮮でした。
そういえば、10話の展開も、第一作由来のエピソードですが、スタートレックでも通用しそうな話に仕上がってますね。
RE:MECHANICS、ちょうぎさんも購入されたんですね。
内容は素晴しいんですが、これを参考にキットを制作すると、完成が限りなく遠のくような予感が・・・・
by エインセル (2012-10-16 15:41)
ちょうぎさんの情熱が伝わってくるレポートですね!
お陰さまで私も興味津々・・・これ以上守備範囲広げると身内に怒られそうですが、ヤマトはやはり日本人として見ないと!と胸を張ることにします(^-^)/
by ピコ (2012-10-16 21:28)
コロナって言わなくて良かった~。←当たり前。
と言う訳で、今日観てきたよ~。
うん、確かにアナライザーの話しは、あの小説の題名の使い方が嫌らしかった。
もっとも各話の題名もその気はあるね。それ位で抑えてくれればニヤッとするだけで終わるんだけどね。
島が次郎に映話すると奴はゲームしてるのね。昔はプラモデル作ってたよな~。時代だね〜。
こらからも太田のように人をかついでいきたいな、と思ったおーたかぞーでした。
追伸
ガミラス人はザラブ星人だな。
by おーた (2012-10-18 23:57)
竹下さん、ありがとうございます^^
2199が始まる前にDVDで予習しましたからね(^^;
でも、新キャラクターの役割なんか本当によく考えられていて、あんまり旧作と比べてど~のという見方もスタッフの方々に失礼かな~なんて思ってもいます。
by ちょうぎ (2012-10-19 00:41)
ぎゃんごさん、こんばんは。
BD買ったんですねイイナ~
10話から勇ましいのに帰るってのも意図したところなんでしょうね^^
by ちょうぎ (2012-10-19 00:43)
エインセルさん こんばんは。
私も格納庫のシーン大好きです。篠原のパイロットの腕の良さも描かれてるし、山本玲が甲板員に最初噛み付いて謝られて戸惑うところも可愛い。
10話は確かに洋物のSFドラマにありそうな展開ですね~敵を信用するってのはピカードあたりがやったら似合いそうですね。
玉盛ディティールは・・・まあふんいきだけでも(^^;
by ちょうぎ (2012-10-19 00:51)
ピコさん、ありがとうございます。
激情公開は28日まで!1章2章のダイジェストも冒頭に流れるので心配要りません。ぜひ見ましょう!
by ちょうぎ (2012-10-19 00:56)
おーたさん こんばんは^^
うん、SF題名オマージュは最終話だけで(それはG○INAX)
そうだった、プラモ作ってましたね。古代の部屋にあったゆきかぜも「塗装済み完成品」かなぁ、寂しい。
あー、確かにおーたさんは太田ですね~ 戦闘班と航海班の2着制服持ってるんですね^^
by ちょうぎ (2012-10-19 01:02)