ハセガワの痛戦闘機

今月号のモデルグラフィックスが発売になっていたので買う。
なんと300号の記念号だった。創刊25周年だそうで、私も年をとるはずだと実感。ほぼ創刊号から買い続けているおじさんです＾＾。
とはいえ特にそういった特集もありませんでした、以前の記念号では紙面の変遷なんかの振り返り特集をやってたような記憶があるのですが。
記事の中で驚いたのはハセガワの「アイドルマスタープロジェクト」。Xbox360のフライトシューティングゲーム「ACE COMBAT6」に追加機体として出てくる、アイドルマスターキャラを全面にペイントした戦闘機を1/48で発売すると言う企画。いわゆる「痛戦闘機」なのですが、このラインナップにF-22ラプターが入っているのです。

48のラプター？ハセガワにそんなのあったっけ？と思ったのですがなんとこれが新金型！ハセガワのラプターですからおそらく1/48スケールでは決定版になると予想(期待）されます。そいつがリアルマーキングに先行して、「天海春香」カラーで出るとは・・・すごいインパクトのあることやりますねハセガワさん。
賛否が分かれそうですが、私は全面的に賛成です。これでちょっとでもプラモデル、特にスケールモデルに興味を持ってくれて、ユーザー層が広がれば素晴らしいことだと思います。
個人的には最近の1/350艦船模型の発売ラッシュや週間ＸＸを作るのブームとかについて、うれしいと同時に何か団塊リタイア世代に向けての商売みたいな偏見？があって、そんな後ろ向きの姿勢でど～する！？という気持ちが拭えなかったのです。それに比べればこの「アイドルマスタープロジェクト」は少なくとも若者に対してアピールする企画です。（まあ、対象がかなり限定されますが・・・）
既存キットではＦ-15Ｅ ストライクイーグル

それからＦ-14Ｄ トムキャット

の発売が予定されてます。ハセガワのトム猫はこの1/48も1/72も素晴らしいモールドとプロポーションの傑作キットですが、パーツ分割が複雑で手強いキットでもあります。
巨大なデカールを貼らなくちゃならないのもあって、このアイマス痛戦闘機、見た目の軟派さに反してかなり硬派な商品になりそうです。
大丈夫か全国のプロデューサーさん（＾＾；

まあ、戦闘機ってガーランドのミッキーマウスを引くまでも無く、キャラクターペイントは付き物なわけで、元々相性はばっちりなわけです。（空自のミスティックイーグルなんかの「痛さ」はかなりのレベルです）
で、結論としては今回の企画、どうやら一回こっきりの再販なし、みたいなのでとりあえず全部買っとこうと思います＾＾