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映画「ボルト」を見た。 [日常雑記]

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こないだ早い夏休みは取りましたが、会社の正規のお盆休みもしっかり休んでいる私です。(^^;
そんなわけで昨日は娘たちを連れて映画「ボルト」を見に行ってきました。この映画、ピクサーの製作責任者だったジョン・ラセターがディズニーに移って作った作品。ジョン・ラセターはその昔ディズニーのアニメーターで自分の意見が通らず解雇されたそうで、それがピクサーで大成功を収め最近芳しくないディズニーのてこ入れをするといった事情は1サラリーマンとしてはなかなか痛快な話です。

さてお話のほうは自分のことを悪の組織と闘うスーパードッグと信じ込んでいるTV番組のタレント犬ボルト。彼が守るべきパートナーである少女ペニーが捕らわれの身になった(番組上ね)のを助けようと生まれて初めて撮影スタジオ(ハリウッド!)を抜け出して、間違って航空便で送られてしまったニューヨークからペニーの元を目指すというもの。
「ピクサーにハズレ無し」今回も秀作と言える出来だと思いました。
冒頭にTV番組のほうの「ボルト」のアクションシーンが展開されるのですが、これが素晴らしい迫力、と練られたシークエンスで魅せてくれます。ここだけで600円ぐらいの価値ありマス。
ストーリーはシンプルなロードムービーで結末も予定調和的なものなのですが、いつものことながらキャラクターの造形が魅力的で物語世界に気持ちよく入っていけます。
世間知らずの勘違いヒーローだけども、純粋で一途なまさに「主人公」なボルト。
ハトからカツ上げして糊口をしのいでいる、世の酸いも甘いも噛み分けたノラ猫のミトンズ。
お調子者だけれども、ここぞと言うときに熱い台詞で物語を引っ張る、ハムスターのライノ
そして虚構の世界を現実だと信じているボルトをだましていることに心を痛めている優しい少女ペニー
(こう書いてしまうと類型的だけど映画の中では押し付けがましくなく、観客に納得させてくれます)
3匹の旅の中でボルトは自分がケガもすれば腹も減る普通の犬であることを知って行きます。
ひねくれ者のミトンズはボルトたちとの信頼関係を築いていきます。このミトンズが可愛いのですよ、いわゆるツンデレというやつでしょうか。
物語りも終盤、そんなミトンズが一大決心をしてボルトと一緒にいたいと告白するのに対して、ボルトは自分の唯一残された元からのアイデンティティー「ペニーとの関係」を確かめることを選びます。
このときのミトンズが話す心情の吐露に胸を打たれるのですよ。(ちやんと伏線が引いてあったりするし。)
この後のペニーとの再会とクライマックスはいささかご都合主義的な展開のきらいもあるのですが、ロードムービーとしてのキモだと思う登場人物(犬と猫だけど)の成長と変化がきちんと描けていますので些細なことです。
子供たちはやっぱり造形も可愛いボルトの立場で見ちゃうと思うのですが、もう一度大人になってから見て欲しいです。
今度は絶対ミトンズに共感して、同じ映画でも新鮮な発見ができると思います。

そうそう当然吹き替え版で見たのですがキャストはボルト=佐々木蔵之介、ミトンズ=江角マキコ、ライノ=天野ひろゆきでした。ボルトは可もなく不可もなく、というところでしたが江角ミトンズは声や演技自体は江角そのものなんですが、雰囲気がドンピシャでもうこれしかないという感じでした。天野ひろゆきは全然そうとわからなかったのですが上手い!。モンスターズインクの爆笑問題田中を彷彿とさせます。
期待して足を運びましたが決して裏切られることの無いオススメ映画です。

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