苦労をお金で買う。 [1/16ポリススピナー製作記]

StarWarsシリーズはSF映画でも「スペースファンタジー」の金字塔と思ってますが、「サイエンスフィクション」の方の金字塔は「ブレードランナー」ですね。(「2001年」だと言う人もいるでしょうが)
まだ高校生だった私は名画座(確か飛田シネマだったような)で公開の2年後に初めて見ました。
私はすっかり魅了されてしまい、「なんか暗い映画やったな~」とイマイチな様子の一緒に行った友人を
「コイツとは映画を語るに価せんな」などと(高校生のことですから ^^;)感じていたことを覚えています。

模型の世界で「ブレードランナー」と言えばやはり「ポリススピナー」に尽きまが、
その立体物には非常に恵まれていません。マスプロではミニカーと5年ほど前に出たメディコムの
「フューチャーカー」とブレラン25周年DVD-BOXのオマケとして出されたものしかありません。
その代わりいろんなガレージキットメーカーからポリススピナーがキット化されています。

今回製作しようと思い立ったのは、1年ほど前に手に入れた1/16(多分)のレジンキットです。
内容はポリススピナーのガレージキットでは決定版とも言われているTVC-15製のものの
コピー品で、オリジナルに比べいろんな「残念な点」があります。
今日はこれを何とか仮組みしてみました。
P1000498.jpg
インストもろくについてないキットなのでバリ取って仮組だけでも一苦労。
でも1/16なので全長270mm、迫力はあります。
P1000499.jpg
このキットをTVC-15製と比べての残念な点。(=改修点)
1.ルーフのフィン状のパトランプが別パーツでない。透明パーツで作りこみが必要。
2.エアブレーキが別パーツでない。
3.テールランプ(もしかしたら推進器)が透明パーツではない。
4.モールドがコピー品だけに甘い。
オリジナルも難物キットとして有名ですが、やはり輪をかけて大変そうなキットです。
ただ、1つだけアドバンテージが。
P1000501.jpg
このキット、フィギュア(デッカード&ガフ)が付いています。
モールドは甘い(1/35レベル)ですが、雰囲気は出てるのでいじるのは楽しそうです。

コイツに電飾して、ピカピカグロスにしてと考えると苦労を金で買ったようなもんですが、
あのポリススピナーの大きい完成品が手に入ると思えば、その苦労も楽しめるってものです。
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